きっかけはカタンでした
「"カタン"というゲームがあるんですよ…」 … それは、3年前の12月のことでした。 私は友人の たまき君 とその奥様( こけこっこ氏 )に連れられ、山梨のキャンプ場に来ていました。 夕食のBBQを終え、コテージに入り、さて何をしようかというとき、 たまき君 はおもむろに大きな箱を取り出しました。 箱には "カタン 資源で未来を開拓するロマン" と書いてありました。 ボードゲーム好きなら誰もが一度はプレイしたことがあると言ってもいいくらいの名作ですが、当時ボードゲームに疎かった私はその名前すら知りませんでした。 丁寧にルールを説明してもらい、早速プレイ。 小1時間ほどでゲームは終了し、結果は こけこっこ氏 の勝利。 負けず嫌いの私は、すぐに再戦を申し込みました。 しかし、またしても こけこっこ氏 の勝利。 まだ会うのが2回目の相手に容赦なく力を見せつけてくる こけこっこ氏 に対して畏怖の念を抱くとともに、カタンというゲームにすっかり魅了されてしまいました。 … それからというもの、取り憑かれたように私はたくさんのボードゲームをプレイしました。 ちょっとした軽めのゲームから、1ゲーム4時間以上もかかるような重めのゲーム (グレートウエスタントレイルとかインペリアル2030とか) までプレイしました。 少しはボードゲームに詳しくなったかな、と感じていたある日、ゲームマーケットの存在を知りました。 ボードゲームのクリエイターが集う祭典。 私も参加したい! すぐに仲間を集め、サークル”ほっとぽっと本舗”を立ち上げました。 ( たまき君 も こけこっこ氏 もメンバーです) … さっそくアイディアを持ち寄り、みんなでテストプレイ。 しかし、なかなか思うようにいきません。 自分では面白いだろうと思ったアイディアも、いざプレイしてみると全然面白くないのです。 面白いゲームを作るとはこんなにも難しいのか。 世の中にはたくさんボードゲームがあるけど、みんなこれを乗り越えてきているのか。 今までボードゲームをプレイするたびに、「これは面白い」「これはイマイチ」と批評家気取りで語っていた自分を恥じました。 … しかし、メンバーの一人である みかん星人 の考えたアイディアをゲームにすることができました。 メンバーみんなで力を合わせ、なんとか今回のゲ